焼鳥雑学【焼き鳥】と【やきとり】の違いは?【日本三大・七大やきとり】

焼き鳥の雑学

今や日本に欠かせない焼き鳥。

みなさんが見る【焼き鳥】と【やきとり】の文字。

実は違いがあるんです❗️

今回は

【焼き鳥】と【やきとり】の違いについて

説明したいと思います🙂

【焼き鳥】と【やきとり】の違い 目次

  1. 焼き鳥とは
  2. やきとりとは
  3. 日本三大やきとりは?
  4. 日本七大やきとりは

①焼き鳥とは?

焼き鳥とは

鶏肉を焼いたもの。

または

鶏肉に塩やタレなどをつけ、焼いたもの。

鶏(にわとり)の肉を串打ちしたものを

【焼き鳥】または【焼鳥】といいます❗️


②やきとりとは?

やきとりは

鶏肉以外の肉を串打ちしたもの。

例えば

牛・豚・馬などの肉

または

その内蔵系の串焼きしたものを

【やきとり】といいます❗️

豚肉、牛肉、馬肉など

【やきとり】の具材は、地域によって様々です。

鶏以外の肉を使用する方が、一般的という地域もあるようです❗️


③日本三大やきとり

皆さんは

【日本三大やきとり】

【日本七大やきとり】

と、言われている街があるのを

ご存知でしょうか❓

まずは

【日本三大やきとり】を、紹介したいと思います♪


🔶北海道室蘭市【室蘭やきとり】

室蘭やきとりは、鶏肉ではなく

北海道室蘭市の豚肉と玉ねぎを交互に串打ちしたやきとりで、郷土料理となっています。

甘めのタレと洋がらし、練りからしの味付けが一般的ですが、塩でも食べられるお店もあるようです❗️

【ねぎま】の場合は

豚肉と玉ねぎの串焼きがほとんどだそうです。

昭和初期に、室蘭市では農家では豚を飼育するようになり

1933年には

豚肉の串焼きの屋台が営業していたそうです❗️

その後

雀(すずめ)などの野鳥の串焼きを出していた【鳥よし】という店を開店。

当初から

豚肉やモツの串焼きを提供していて

これが

【室蘭やきとり】の元祖と言われています❗️


🔶埼玉県東松山市【東松山市やきとり】

東松山のやきとりは、昭和30年に誕生

豚の【カシラ】という部位を

辛いみそだれをつけて食べるスタイルです❗️

【カシラ】は

豚の【ほほ】【こめかみ】の部分。

カシラは

食肉としては使用されてなく、主にハムやウィンナーなどの加工食品として使用されていました。

昔は、肉は高級食材だったことから

なかなか食べられなかったそうですが

近くに食肉センターがあり、安価で新鮮なカシラ肉が手に入り

この肉を

朝鮮出身の方が屋台で焼いて出したのが始まりと言われているそうです❗️

詳しい詳細はこちらをご覧下さい。


🔶愛媛県今治市【今治焼き鳥】

【室蘭やきとり】

【東松山やきとり】

豚肉を使用したやきとりでしたが

【今治焼き鳥】

文字通り、鶏肉を使用した焼き鳥。

しかし、今治焼き鳥は串打ちした直火焼き鳥ではなく、鉄板焼きにするのが特徴です❗️

1961年、【五味鳥】というお店が始めたのが始まりで、評判になった事から、続々と鉄板焼き鳥屋が増え、今治市に定着したそうです💡

1cmの厚さの鉄板に肉を並べて

さらに、【プレス】と呼ばれる持ち手付きの鉄板で、上から押さえるという調理法。

今治市は商売人が多い街。

今治の商売人は【せっかちで待つのが嫌い】

という気質があるそうで

時間がかかる【炭焼き】や【直火焼き】ではなく

提供時間の短い【鉄板焼き】にしたのだそうです。

しかも、安くて美味しい事から

爆発的な人気を呼んだそうです💡


④日本七大やきとり

🔶北海道美唄(みばい)市【美唄焼き鳥】

美唄やきとりについて

昭和20年大半ば頃から美唄市民に愛されている

【美唄(みばい)焼き鳥】

焼き鳥は通常

1本の串に1種類の部位を串打ちします。

美唄焼き鳥は

皮やモツ、砂肝、レバーなど、様々な部位を1本で楽しめるのが最大の特徴💡

串元には『皮】、先には【もも肉】を串打ちをするという決まりがありますが、その他の間の部分の組み合わせは自由です🙂


🔶山口県長門(ながと)市【長門やきとり】

長門やきとりについて

山口県長門市は

焼き鳥店舗数が、日本トップクラスを誇る

【焼き鳥の街】

長門やきとりは

シンプルに塩で味付けしていますが

  • ガーリックパウダー
  • 一味・七味唐辛子
  • 柚子胡椒

が、置かれているところもあり

好みに応じてかけるのが

【長門市流】の食べ方になります💡


🔶福島県福島市【福島焼き鳥】

福島市に隣接する地域

赤鶏系銘柄鶏【伊達鶏】 

地鶏【川俣シャモ】などの

鶏肉を中心に

豚肉や内蔵などを用いるのが

【福島やきとり】の特徴❗️


🔶福岡県久留米市【久留米やきとり】

久留米やきとりについて

久留米やきとりの特徴は

品数の多さ‼️

鶏や豚、牛、馬、魚介類、野菜、巻物などを串打ちし、焼き上げます。

内蔵系の品数も豊富です。

【現代用語の基礎知識】では

  • 店ではまず酢ダレのかかったキャベツが出る。
  • 基本は塩焼きで、肉の間に玉ねぎが挟まれている。
  • 豚、牛、鶏が混在したスタイルで、創作巻物も豊富。
  • 珍しいメニューに【ダルム】(豚の小腸)や【センポコ】(牛の大動脈)などがある。

久留米のお店の方達が

お客様を喜ぶ味を追求し一品一品増やした結果、豊富な種類となったとのこと。

今も尚こうして形として残っているのは、当時の方達の努力があったからなのだと思いました🙂

久留米やきとりの始まりは❓

久留米のやきとりは、

屋台で出されたのが始まりとされているそうです。

現在、最古参の屋台は

1963年(昭和38年)に開業した屋台だそうです。

昭和30年代から40年代にかけて

高度成長期を維持し、躍進期を迎えた頃に

工場で働く人達が、屋台の開店前から並んでいたそうで街は賑わいを見せていたそうです💡

いかがでしたでしょうか❓

同じ【やきとり】の文字でも表記による意味の違いや、地域によって【やきとりの形】が違う事がおわかりいただけたと思います🙂

以上

【焼き鳥】と【やきとり】の違い

【日本三大・七大やきとり】の紹介でした❗️

最後まで読んでいただきありがとうございました❗️

少しでも焼き鳥を知ってもらえたら嬉しいです☺️

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