焼鳥雑学【ぼんじり編】

経営理念

ぼんじりも言わずと知れた人気の希少部位です。

今回は人気の【ぼんじり】について紹介したいと思います。


①ぼんじりとは?

ぼんじりは【尻尾】の部位になります。

鶏の部位の中でも脂身の多く

100g当たり420calと

1番高カロリーな部位になります。

上質な鶏ほど、脂も上質なので食べやすいですが

少しでも脂っぽさを軽減する為に、ぼんじりに切り込みを入れ脂を落としながら焼いています。


②ぼんじりの由来

あかりをつけましょ ぼんぼりに~

おはなをあげましょ もものはな~♪

皆さん、おわかりでしょうか?

この歌の中に

ぼんじりの名前の由来となる答えがあります。

そうです!

このひな祭りの歌に出てくる

【ぼんぼり】の形に似ている事から

【尻尾の部位】・【ぼんぼり】が組み合わさり

【ぼんじり】という名称が付けられたとの事です(^_^)

その他にも、地域やお店にとって

下記の通り呼び方が違います。

  • ぼんぼち
  • テール
  • はな
  • さんかく
  • こんぼ

皆さんの地域の焼き鳥屋さんは

どの名称で表記されているか確認してみてください!


③雄(オス)と雌(メス)の呼び方の違い

鶏(にわとり)の尻尾、ぼんじりは

雄(オス)と雌(メス)では名称・呼び方が変わります

それでは、雌(メス)は何と呼ぶのでしょうか?

雌の尻尾は【みさき】と呼びます。

ただ...

なぜ、雌の尻尾を【みさき】と呼ぶのかわかっていません...

雄(オス)の方は

筋肉が発達しているので弾力のあるしまった食感。

雌(メス)の方は

比較的柔らかいのが特徴です!

食用として流通している鶏は、雄(オス)の方が圧倒的に多いので

雌(メス)の尻尾の【みさき】は

あまりお目にかかることは少ないかもしれませんが

もし、焼き鳥屋さんで見かける事があれば、迷わず注文してくださいね!


④ぼんじりの栄養素

先ほども【①ぼんじりとは?】で説明した通り

ぼんじりは、鶏の部位の中でも

100g当たり420calと

1番カロリーの高い部位になります。

ぼんじりは

ビタミンkコラーゲンを多く含む部位になります。

栄養素・健康効果は下記をご覧ください。

🔶ビタミンk

ビタミンkとは?

「ビタミンK」の働きとは?役割や含まれる食品、一日の摂取量について解説 – 健康情報コラム

  • 血液を凝固させる働きを持つ脂溶性ビタミン
  • 骨に存在するオステオカルシン(カルシウム結合タンパク質)を活性化し、カルシウムの骨への沈着を促して流出を防ぐ
  • コラーゲンの生成を促進し骨質を改善、骨粗鬆症の治療薬にも使用されている

🔶コラーゲン

コラーゲンとは?

コラーゲンって?美容や健康維持に必須の栄養素!働きと摂り方を徹底解説
コラーゲンは美容や健康の維持に欠かせない成分であり、そのコラーゲンを合成するためには、鉄分が欠かせません。身近な栄養素であるコラーゲンの働きや摂り方などについて理解を深めていきましょう!
  • 人間の身体を構成するタンパク質の一種で、皮膚や骨、血管などに多く含まれている
  • 細胞同士をつなぎ合わせる接着剤のような役割を担い、体の形成や機能の正常化に不可欠な成分
  • 肌のハリと弾力を与え、みずみずしく健康な肌を保つ
  • 骨の内側の柔軟性を保ち、骨がもろく折れやすくなる事を防ぐ
  • 関節軟骨の主要な成分で、関節のクッション材として機能する
  • 血管の弾性を高める

コラーゲンが豊富な部位は他にも

があり、こちらでもコラーゲンの説明をしておりますので、是非ご参照下さい。

以上、【ぼんじり】についてでした!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

少しでも焼き鳥を知ってもらえたら嬉しいです(^_^)

コメント