目次
①独立
2年間の修業を終え
宇都宮の中心地・県庁通り沿いに
『焼鳥とりはな』として
念願の自分のお店を構える事ができました!
おかげさまで多くのお客様に支えられて
現在(※令和6年11月現在)創業12年になりました。

県庁通り沿いとはいえ、実はこの場所は夜になると人通りが少ない通りなのです。
だから、色んな人に初めの頃は
『場所が悪い』とか
『商売するには難しいよ』などなど、色々言われました。
だから、僕は
と、強く決心したのを今でもよく憶えております。
人通りが多いから続くわけでもない。
人通りが少ない所で何十年も続くお店もたくさんありますから。
しかし、振り返ればこの11年間は良いこともありましたが、苦しい事も多かった11年間でした。
②独立から今までの道のり
【1年目】
最初の1年目は
友人達に助けられた1年でした。
どこのお店もそうですが、最初はお客様はいない状況からのスタートです。
開店して3ヶ月くらいは、友人やたくさんの新規のお客様が来てくれました(^_^)
しかし、予想通り徐々に徐々に来客数も減り、暇な日も増えてきました...
それでも
ピンチな時はいつも友人達が来てくれて、何回も何回も助けられました(´;ω;`)ウッ…
そんな日々を送りながらも、自分の中では
いつまでも友人に
甘えてばかりじゃダメだ!
そういう気持ちが強くなったのを今でも憶えております。
お客様がなかなか来ない日が続く中で、それでも毎日無駄にしたくなかったので
暇な日はいつも新メニューの考案や焼き鳥の味の確認など
とにかくボーっとする時間がない様に、常に何かしらやっていました。
今は思いついたことは、まずやってみる!
くだらない事でも何でも、日々の積み重ねが色々な経験となります。
まず【知ること】を
テーマにした1年目でした!
当時は、【ヤクルトサワー】なんてお酒のメニューをやったりもして
何も考えず、ただ思いついた事をすぐ形にしていましたね(笑)
でも逆に、そういうのが結構お客様にウケたりもして、大変ながらも楽しみながら営業していました(^^♪
③独立から今までの道のり
【2年目】
2年目になると
徐々に定期的に通ってくれるお客様が少しずつ増えてきました!
1年目から
常に良い準備をすることを心掛けていたので
それが結果として表れ始めたことで、嬉しかった事と少しホッとしたのを憶えています。
ずっと何の準備もせずにボーっとしてたら、2年目も結果はついてこなかったと思います。
2年目になってもやることは変わらず
味の確認やメニューの考案など空いた時間を使って日々勉強に明け暮れていました。
1年目は、とにかく思いついた事を実行に移すという作業を繰り返してました。
2年目は、メニューも結構増えました。
ただ、メニューを増やすという事は、その分仕入れも増えます。
しかしながら、全てのメニューが均等に出るわけでもなく、どうしても人気のメニューとそうじゃないメニューと分かれてしまいます。
そうなってくると、当然ロスも増えてきます。
そこで一旦【取捨選択】して
整理する事にしました。
そして、次に取り組んだのが
【取捨選択】した後の
残ったメニューのクオリティーを上げる事‼
分かりやすく1つ例を挙げると
焼き鳥の【レバー】です。

レバーは、正直ずっと不人気でした。
でも、焼き鳥にはなくてはならない定番メニューです。
最初とりはなのレバーは、小さくボリュームもありませんでした。
しかし、包丁の切り方から大きさなどを変えて
写真のような
ボリュームのあるレバーに生まれかわりました!
こうして、見た目も味もクオリティーを上げたことで
レバーは、今では1番人気になるほど生まれ変わりました!
④独立から今までの道のり
【3~5年目】
3年目になる頃には
たくさんのお客様が来てくれるようになりました!
この頃には
転勤で宇都宮に来ている方や
お店の近くに住んでいる一人暮らしの方
ご夫妻の方が来てくれる事が多くなり
週に1〜3回来るお客様も💡
特に県外の方と話すと、お客様の地元の話が聞けるので、自分の知らない土地の事を聞ける事がとても楽しかった事を今でも憶えています🙂
1,2年目は
友人や地元のお客様がほとんどでしたが
県外のお客様からも『美味しい』って言ってもらえたことが、ものすごく嬉しかったですね(´;ω;`)ウッ…
やっぱり地域によって、味覚が全然違いますよね。
だから、栃木県以外の方から『美味しい!』って、認めてもらえたことが、自分にとってすごく自信になりました!
それと同時に、この2年間やってきた事は間違っていなかったんだなと実感する事ができました!
こうして3~5年目は
転勤で来られるお客様も増えていきとても楽しく営業する事ができ、安定した時期でした❗️
しかし、安心したのも束の間...
先ほども言いましたが
当時は転勤で宇都宮に住んでいたお客様が多かったんです。
転勤で来ているという事は、いつかは別れの時がくると覚悟はしていました。
6年目になり、とうとうその時がきたのです...
次回へ続く
次回は【6年目からの道のり】についてになります。
遠回りがいちばんの近道。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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