焼鳥雑学【食用鶏の種類は?】種類別の説明・銘柄鶏編【赤鶏系銘柄鶏について】

焼き鳥の雑学

食用鶏の種類

  • ブロイラー(若鶏)
  • 銘柄鶏(めいがらどり)
  • 地鶏(じどり)
  • 種鶏(しゅけい)
  • 廃鶏(はいけい)

まずは、この5種類だけでも覚えてください。


  • 【銘柄鶏とは?】

銘柄鶏は主に下記の2種類になります。

1つ目は、前回説明した【ブロイラー】に付加価値のついた

【ブロイラー系銘柄鶏】

2つ目は、自然にゆっくりと60~80日程度かけて、原種に近い育ち方をする

【赤鶏系銘柄鶏】


①【赤鶏系銘柄鶏とは?】

赤鶏系銘柄鶏は、自然にゆっくり60~80日程度かけて、原種に近い育ち方、飼育をする赤鶏の赤鶏系銘柄鶏です。(※当店使用のみつせ鶏が該当)

餌にこだわるのはもちろんですが、両親がどちらも【赤鶏】であることが特徴です。

先日紹介した【ブロイラー系銘柄鶏】の両親は、どちらもブロイラーになります。

赤鶏系銘柄鶏は、産地のスーパー等ならあるかもしれませんが、値段が高いということもあり、見ることは少ないと思います。

もし、赤鶏と表記した鶏肉を見つけた時は、ランクが高い鶏ですのでオススメです(^_^)


②【赤鶏系銘柄鶏の赤色の意味とは?】

鶏(にわとり)は元々、自然界の外敵に対する保護色として、【赤茶】・【黒】・【茶】などなど、様々な色の羽毛を持っていました。

それらをツールに持っており、鶏(にわとり)本来の血統と姿を持ち、世界の畜産市場において上質でおいしい事で知られているのが、この【赤鶏】です!


③【赤鶏系銘柄鶏の希少性は?】

国内で流通する鶏(にわとり)は、大きく分けて下記の3種類。

  • ブロイラー(若鶏)
  • 銘柄鶏(めいがらどり)
  • 地鶏(じどり)

この3種類の中で、出荷羽数の約半数を占めているのが【ブロイラー】になります。

近年増えている銘柄鶏も、そのほとんどが【ブロイラー系銘柄鶏】です。

その為、両親ともに赤鶏である【赤鶏系銘柄鶏】は、わずか1.5%の希少な鶏なんです!

それなので、もし【赤鶏】と表記してある鶏肉を見つけたら、高いですが迷わず購入して是非召し上がってみてくださいね(^_^)


④【赤鶏系銘柄鶏の産地は?】

赤鶏系銘柄鶏の産地は下記の通りになります。

  • 福島県 伊達鶏
  • 茨城県 つくば茜鶏
  • 千葉県 水郷鶏
  • 愛知県 三河赤鶏
  • 三重県 伊勢赤鶏
  • 福岡県 華味鳥レッド90
  • 佐賀県 みつせ鶏
  • 佐賀県 ふもと赤鶏
  • 熊本県 THA CHICKEN AKA
  • 鹿児島県 赤鶏さつま

上記の産地を参考にして、もし見つけたら是非ご賞味下さい(^_^)

以上、銘柄鶏についてでした!

次回は【地鶏(じどり)】について、ご紹介いたします。

少しでも焼き鳥を知ってもらえたら、楽しんでもらえたら嬉しいです(^_^)

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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