食用鶏の種類
まずは、この6種類だけでも覚えてください。
目次
①種鶏(しゅけい)とは?

主に国内で流通している食用鶏は、先日紹介した
- 【ブロイラー(若鶏)】
- 【銘柄鶏(めいがらどり)】
- 【地鶏(じどり)】
この3種類になります。
今回紹介する【種鶏(しゅけい)】は、あまり流通していないので、聞き慣れない方がほとんどだと思いますので、今回は【種鶏(しゅけい)】について説明したいと思います!
種鶏(しゅけい)とは
ブロイラー(若鶏)や地鶏(じどり)の
【親鳥】の事を言います。
肉用鶏のブロイラーや地鶏の親鳥と覚えて下さい。
その為
皆さんが美味しい鶏肉を食べられるのは
【種鶏(しゅけい)】のおかげなんです。
また、卵を産むだけの鶏を
【採卵鶏(さいらんけい)】と言い
こちらは親鳥ではなく、成鶏(せいけい)になります。
種鶏(しゅけい)も採卵鶏(さいらんけい)も
健康な卵を産む為の鶏なので
常時、健康管理が行き届いた安全な鶏です。
その為、ブロイラーに比べると栄養価の高い鶏です
②種鶏の飼育日数

種鶏(しゅけい)の飼育日数は
ブロイラー(若鶏)の9倍にあたる
450日以上になります。
運動する期間が非常に長い事で、筋肉が発達している為
肉質はブロイラー(若鶏)と成鶏(せいけい)の中間の硬さで
弾力があり食べ応えがあり美味しいです。
前回説明した
【ブロイラー(若鶏)】・【銘柄鶏(めいがらどり)】・【地鶏(じどり)】の飼育日数は下記をご覧ください。
- ブロイラー(若鶏)・・・約50日
- 銘柄鶏(めいがらどり)・・・約50日~80日
- 地鶏(じどり)・・・75日以上
③種鶏の飼育について

国内におけるブロイラーの飼育羽数は
年間6億5千万羽に対し
種鶏は500万羽と非常に希少な鶏になります。
【種鶏(しゅけい)】は
主に種鶏農場で飼育されています。
種鶏農場は
ヒヨコが孵化する為の種卵(受精卵)を生産する農場です。
種鶏である雄鶏(父親)と雌鶏(母親)を
一緒に飼育して交配させ種卵を採っております。
そこから孵卵場(ふらんじょう)へと移り
孵化したヒヨコは雄と雌に分けられます。
さらに若鶏に育てられた雌(メス)は
私達の食卓に並ぶたまごを生産する農場へ移り
雄(オス)は食用鶏として飼育されます。
いかがでしょうか。
あまり知られていない種鶏(しゅけい)は、実は私達の食において重要な存在・繋がりがあるという事を知っていただけたらと思います。
以上、【種鶏(しゅけい)】についてでした!
次回は、【廃鶏(はいけい)】について説明いたします。
少しでも焼き鳥を知ってもらえたら嬉しいです☺️
最後まで読んでいただきありがとうございました❗️
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