食用鶏の種類
- 若鶏(ブロイラー)
- 銘柄鶏(めいがらどり)
- 地鶏(じどり)
- 種鶏(しゅけい)
- 廃鶏(はいけい)
まずは、この5種類だけでも覚えていただけたらと思います♪
①【若鶏(ブロイラー)について】
ブロイラーとは
白色の鶏(にわとり)で、若鶏の事を言います。
スーパーなどでよく見かける【国産若鶏】と表記されているものが、この【若鶏(ブロイラー)】になります。
②【ブロイラーの飼育日数】
鶏の通常の飼育日数は、約80日。
それに比べると、ブロイラーは飼育日数が50〜60日と短いです。
ブロイラーは、早く出荷させる為に、エサを増やしたり、日射時間を延ばして急速に成長を促す飼育方法を行っております。
通常は3〜4kgのところ
ブロイラーは2kg弱で出荷しています。
これが【若鶏】と呼ばれる理由です。
若鶏は、急速に成長させた鶏と覚えて下さい。
③【ブロイラーの鶏の種類】
ブロイラーの鶏の種類は
【白色コーニッシュ】の雄と【白色プリマスロック】の雌の交雑種がブロイラーになります。
焼き鳥という名称は、江戸時代からと言われております。
ただ、この時は日本の在来鶏の【かしわ】と呼ばれる茶褐色の鶏で、白色が特徴のブロイラーではありません。
(※かしわについては、後で紹介します)
昔は鶏肉は、高価な食材だった事もあり、昭和初期までは【高級やきとり店】という扱いでした。
※詳細は焼鳥雑学【もも・歴史編】で紹介してます。
昭和の戦後に、アメリカのブロイラー産業が、日本に伝わり発展すると、ブロイラーが普及するようになりました。
それからは、価格も安くなった事で、一般家庭でも食べられるようになり、現在でも国産若鶏として親しまれています。
以上、ブロイラーについてでした。
次回は【銘柄鶏について】説明いたします。
少しでも焼き鳥を知ってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました