焼鳥雑学【食用鶏の種類は⁇】各種類別の説明・若鶏(ブロイラー)編

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食用鶏の種類

まずは、この6種類だけでも覚えていただけたらと思います♪


若鶏(ブロイラー編) 目次

  1. 若鶏(ブロイラー)とは?
  2. 若鶏(ブロイラー)の飼育日数
  3. 若鶏(ブロイラー)の鶏の種類

①若鶏(ブロイラー)とは?

ブロイラーとは⁇

ブロイラーとは

アメリカが発祥の地で

短期間で急速に成長させ、食肉専用を目的とした

白色の鶏(にわとり)で、若鶏の事を言います。

日本の市場において

出荷されるほとんどが、このブロイラー(※若鶏)で

年間では、約6億5千万羽のブロイラー(※若鶏)が出荷されています!

スーパーなどでよく見かける【国産若鶏】と表記されているものが、この【若鶏(ブロイラー)】になります。


②若鶏(ブロイラー)の飼育日数

ブロイラーの飼育日数

鶏の通常の飼育日数は、約80日

それに比べると、ブロイラーは飼育日数が50〜60日と短いです。

ブロイラーは、早く出荷させる為に、エサを増やしたり、日射時間を延ばして急速に成長を促す飼育方法を行っております。

通常は3〜4kgのところ

ブロイラーは2kg弱で出荷しています。

これが【若鶏】と呼ばれる理由です。

若鶏は、急速に成長させた鶏と覚えて下さい。

ちなみに、採卵用の鶏(※採卵鶏)の場合はゲージ飼育が主流ですが、肉食用のブロイラーの場合は平飼い飼育が主流です。


③若鶏(ブロイラー)の鶏の種類

ブロイラーの鶏の種類

ブロイラーの鶏の種類は

【白色コーニッシュ】の雄【白色プリマスロック】の雌の交雑種がブロイラーになります。

焼き鳥という名称は、江戸時代からと言われております。

ただ、この時は日本の在来鶏の【かしわ】と呼ばれる茶褐色の鶏で、白色が特徴のブロイラーではありません。

(※かしわについては、後で紹介します)

昔は鶏肉は、高価な食材だった事もあり、昭和初期までは【高級やきとり店】という扱いでした。

※詳細は焼鳥雑学【もも・歴史編】で紹介してます。

昭和の戦後に、アメリカのブロイラー産業が日本に伝わり発展すると、ブロイラーが普及するようになりました。

(※くいだおれ創業者:山田六郎がブロイラーなどを日本に根付かせるための下地を作ったとされている)

それからは、価格も安くなった事で、一般家庭でも食べられるようになり、現在でも国産若鶏として親しまれています。

以上、ブロイラーについてでした。

次回は【ブロイラー系銘柄鶏(めいがらどり)について】説明いたします❗️

少しでも焼き鳥を知ってもらえたら嬉しいです☺️

最後まで読んでいただきありがとうございました‼️