起業までの道のり②【修業期間】

とりはな日記

焼き鳥屋で修行するにあたり、まず設定したのが『修業期間』です。

自分の中で勢いとかモチベーションの事や年齢的な事を色々考えて、あまり長すぎてもダラダラしてしまいそうだし、短すぎても知識や技術面の習得に不安がありました。

そこで決めた修業期間が『2年』です。

この『2年』という期間は、長そうで短いというのは自分でもよくわかっていたので、2年と決めたからには、とにかく時間を無駄にしないように日々励もうと決意しました。

自分の性格は自分がよくわかっているので、この修業期間中は友人との誘いも断ったりする事もしばしば...とは言えども、息抜きも必要なので、たまに遊んだりしました。

そして始まった修業時代。

とにかく毎日が苦労の連続でした。

毎日の仕込み、串打ちの大変さ。最初の頃は当たり前の事だけど、スピードも遅いし見た目もキレイに上手くに刺せなくて、悔しい毎日でした。

ただ、僕はサッカーをずっとやっていた事もあってか、とにかく根性だけはあったので毎日へこたれずに出来るまで何回も挑戦しました。

そして、同時に焼きの習得や技術向上の他にも、接客・経営の知識など覚えることがたくさん!ほんとに遊んでる暇なんてありません。1分1秒大切に過ごさなければと思っていました。

当時修業先の社長は口数が少ない方で、こちらから聞かない限りは教えないスタイルの人でした。僕自身も何でもすぐ聞くのは自分の為にならないと思っていたので、まずは自分で考えて、それでも分からなかったりできなかった時に質問するようにしていました。

これから先、自分でやるようになったら聞ける人も教えてくれる人も助けてくれる人もいませんから、自分で乗り越える力、判断力を身につけなければなりません。

修業というのは、知識や技術だけを学ぶ期間ではありません。

判断力や対応力、適応力も同時に身につけるのも修業の1つでもあります!

技術や知識は、勉強・練習すれば個人差はあるけれど徐々に身についてきます。

ですが、判断力や対応力は勉強・練習で学べるものではなく、日々の経験の応用になってくるので結構大変かなと思います。

これは、今後自分で起業を考えてる方は必要な事なので、参考にしていただければと思います。

これはまた別の機会にお話しできればなと思います。

そうしてあっという間に2年という月日が経ち、ついに独立の時がきました。

次回は『独立から今までの道のり』についてのお話を致します。

遠回りがいちばんの近道。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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